ロードヒーティング概要

ロードヒーティング   信頼の融雪技術でより快適な生活環境をサポート

ユニット化したヒーティングケーブルを布設場所にあわせて埋設する融雪システム。施工やメンテナンスが簡単で、目的にあわせて最適なシステムをオーダーメイドいたします。
当社は1963年に日本で始めてロードヒーティングを施工した古河電工㈱と共に『ヒーティングのパイオニア』として、全国各地に施工実績を持ち、トップクラスの施工技術と実績を誇ります。


ロードヒーティングの設置が望ましい場所

●勾配が5%以上の上り坂 
●勾配が3%以上の下り坂 
●曲率半径50m以下の曲線部
●交差点など一時停止が必要な場所
●橋梁・高架道路など部分的に積雪・凍結が起こりやすい場所
●トンネル・料金所ゲート周辺など部分的に積雪・凍結が起こりやすい場所
●車道側帯・中央分離帯などの機械除雪の補助用
●横断歩道橋・横断地下道の全面・階段部分
●市街地・通学道路・バス停付近・安全地帯などの歩道
●ビル・住宅などの玄関前・駐車場・アプローチ道路

施工方法

発熱ユニットを舗装体に埋め込むだけで工事は完了です。

所要発熱量

1、2月における日
最低気温の平均(℃)
融雪量(cm/h) 歩車道(W/㎡) 歩道橋(W/㎡) 条件の該当する地域
-2℃ 1.7 170 200 関東以南の地方
-6℃ 2.0 200 250 東北、北陸、道南地方
-10℃ 2.5 250 300 東北の山間部、道央地方
-15℃ 3.0 300 350 道東、道北地方
1,2月の
平均最低
気温(℃)
融雪量
(cm/H)
歩車道
(W/㎡)
歩道橋
(W/㎡)
条件に該当する地域
-2 1.7 170 200 関東以南の地方
-6 2.0 200 250 東北、北陸、道南地方
-10 2.5 250 300 東北の山間部、道央地方
-15 3.0 300 350 道東、道北地方

大幅な省エネルギーも可能な、ロードヒーティングの制御システム

目的状況に応じて選べる、2タイプの自動制御システム。
ロードヒーティングシステムを、いかに効率よく活用するかの決め手となるのが制御システムです。
敷設目的や状況に応じて最適の制御システムが選べるよう、2つのタイプを用意しており、
より効率的かつ経済的なロードヒーティングを組むことができます。

小規模設備に最適な単純制御タイプ
■PXF4-EC
ロードヒーティングとともに埋設したセンサにより路面温度を感知し、電源のON-OFFを自動的に行います。路面温度のみによる制御ですから、路面の乾湿にかかわらず通電されますが、融雪設定温度を適温にする事により、不要な通電をおさえることができます。

路面温度と路面乾湿状態で制御する2要素方式。
さらに地域の特性と規模に合わせて3要素方式、4要素方式での制御が可能。
■FRC-H3型
①2要素方式
路面温度と路面の乾湿状態を感知し、電源を自動的にON-OFFする経済タイプです。路面に水分・降雪があり、かつ路面温度が融雪設定温度より低い場合に通電され、しかも、路面が乾いている場合でも舗装体が冷えすぎないよう予熱温度設定がかのうなため、降雪事に融雪効果が遅れることもありません。特に北陸地方、東北南部地方など多雪地区の中・大規模設備に適した制御システムです。

②3要素方式、4要素方式
2要素方式に降雪検知器を加えた3要素方式、さらに外気温センサを加えた4要素方式で、より効率的な制御で省エネルギー運転が可能になります。東北地方太平洋側や道東地方の小雪低温地区、東北地方日本海側や道央・道北地方の多雪低温地区の中・大規模設備に適しています。

 

既設ロードヒーティング設備の漏電補修・部分改修

専用探知機でヒーティングケーブルの埋設ルート・漏電箇所を調査・診断いたします。

※当社施工以外での調査・診断では対応できない場合もあります